ドイツはユーロ!ユーロ通貨の手数料を出来るだけ少なく両替したい(後編)
中編で謎を解いたアルファベットの用語の解説、
銀行のウェブサイトにも各用語の記載がありました。
(でも、一体どこからこのページに飛べたのかは、謎・・・。)
そして、私は致命的なミスをしていることに気がつきました。
前編でキャプチャしていた三菱UFJ銀行の為替手数料の画像ですが、
なんと「外貨預金の為替手数料」でした!!!
キャプチャ範囲を拡大しました。
為替手数料というのは一つだけだと思っていたので、
すっかり気がつきませんでした。。。
外貨預金での為替手数料は、
基準の為替レートの金額に対して1ユーロで+1.5円だけど、
窓口で両替するときの為替手数料は+4円でした。
<ここでおさらい>
▼基準の為替レート(TTM)
ニュースで発表されているレート。
銀行間取引レート(インターバンク取引実勢レート)と呼ばれて日々変化するレート。日々刻々と変化すると両替ができないので、1日に1回午前10時ごろに「基準レート=TTM(仲値・中値)」が決められている。ちなみに、このTTMは、銀行や外貨両替商が独自に自由に決めているとのこと。わお。
▼TTSレート(対顧客電信売レート)
外貨預金のレート。
外貨預金だけでなく、トラベラーズチェックや海外送金などの紙幣で取引しない電信取引のレート。三菱UFJ銀行の場合、1ユーロは「TTM+1.5円」。
▼Cash Sレート(外貨売レート)
日本円を外貨現金に両替するレート。
窓口で紙幣の両替してもらう場合はこのレート。
三菱UFJ銀行の場合、1ユーロは「TTM+4円」。
さらに、マイナーな通貨の場合、為替手数料は非常に高くなります。
この場合は日本国内ではなく、現地で両替した方が得、とな。
日本国内で安い為替手数料で両替ができるのは、
よく耳にもしますが、やはり金券ショップのようです。
金券ショップのレートは銀行と違ってネットに公表されていませんが、
こちらのブログに想定が記載ございました。
お得な手数料で両替してくれる外貨両替商としては、金券ショップの大黒屋ならTTM±2円、大黒屋以外でも金券ショップでは有利なCash Sellingレートを提示しているケースが多いです。
金券ショップの為替手数料は、銀行の半分のようです!
さらに安い金券ショップは・・・
ブログを漁ると・・・
金券ショップ「新宿のアクセスチケット!!!」
二つ目のブログに、新宿のアクセスチケットで両替した際の、
日時と金額が記載されていました。
2018年5月24日
400ユーロ 51,364円
この日のTTM(基準レート)を、
1ユーロが「128.38円」。
1ユーロ 128.38円× 400ユーロ 51,352=円
両替にかかった金額の51,364円− 51,352円=為替手数料12円
為替手数料12円÷400ユーロ=1ユーロの為替手数料0.03円
TTM(基準レート)の設定も各会社によって自由とのことなので、
スカイチケットの方がそもそも安く設定しているのでしょう。
これだとチケット屋さんの金額が想定しにくいので、
上記のブログからの引用を元に、チケット屋さんはTTM+2円とします。
<そうぞうします>
私がドイツに行くために、
ひとまず本日12/15日に、500ユーロを用意する前提で考えます。
●基本レートTTM/129.07円(三菱UFJリサーチ&コンサルティングより)
→500ユーロに必要なお金は64,535円。
●アクセスチケット/131.07円(+2円で仮定)→65,535円(手数料1000円)
●三菱JFJ 銀行/CASH S 133.07円→66,535円(手数料2000円)
●トラベレックスオンラインレート/133.06円→66,530円→実質65,865円(手数料1330円)
※楽天ポイント−665円した(楽天カードJCBで購入する場合、100円1ポイント)
500ユーロの場合は、トラべレックスの楽天カード払いにしたとしても、
アクセスチケットの方が安い!!!
トラべレックスはサイトに3万円以上の場合の優遇クーポンを出していますが、(クレジットカード払いの場合は使用不可)、
そのレートは、ちゃっちもの。
1米ドル両替につき30銭の優遇だそうです。
<現金両替のまとめ>
現金を日本で両替するなら金券ショップがお得。
中でも新宿の「アクセスチケット」が最安値のようである。
では、 クレジットカードを使う場合は・・・
国際ブランドである、VISAやMasterCard、JCB等はカード利用代金のデータが各社の決済センターに届いた日(換算日)のレートによって円貨への決済処理をします(クレジットカードを利用した日ではありません)。
クレジットカードで重要なのは、
1)決済をした日ではなく、センターにデータが届いた換算日が決済処理の日
2)国際ブランドの事務手数料がかかっていること
私が持っている中で還元率が高いのは1%還元率の、
どちらかを基本的に使っていけば、
事務手数料1.63%-1%=0.63% が手数料となります。
銀行の両替だと約3%、チケット屋さんの両替だと約1.5%が為替手数料だったので、
それに比べてポイント還元ありの楽天カードかyahooカードを使うならば、
圧倒的にクレジットカードを使う方が得!です。
さらにこんな情報が・・・!!
今まで、円決済にしていました・・・。超絶バカ!
円決済は絶対にNG
現地でクレジットカードを利用する時、『円決済』にするか『現地通貨決済』にするか尋ねられることがあります。迷わず『現地通貨決済』を選びましょう!
円決済にすると加盟店による独自為替レートでの決済になります。余分な為替手数料が上乗せされているので、現地通貨決済の方がまず間違いなく有利です!
<クレジットカードのまとめ>
ポイント還元率1%以上のカードならば、
現地通貨決済でカードを利用した方が現金両替するよりも得!
- Can I use a card? (カード使えますか?)
- Euro.(ユーロで) Japanese yen(日本円、絶対だめ)
それから、日本国内両替とクレジットカード以外の両替方法として、
各ブロガーがオススメしているのが「海外キャッシング」です。
生まれてから一度もしたことのない、怖いキャッシング・・・。
この機会に調べてみたいと思います。
●yahooカード→海外キャッシングはリボ払いのみ→怖い→使用不可 ×
●楽天カード→海外キャッシング1回払い→OK
締切日(毎月末日)の翌月27日にご利用金額に利息を加えた金額を支払う。
利息の計算方法は、
「利用額×年率18%÷365日×借りた日から返済日までの日数」である。
もしも5万円を海外キャッシングで12月28日に行った場合、
「5万円×年率18% ÷365円×31日=764.38円」
<海外キャッシングのまとめ>
海外キャッシングでかかる手数料は約764円。
AYM利用手数料216円を追加して、合計が980円。
現金で両替するよりも海外キャッシングの方が安い!
現金両替の最安であるチケット屋さんよりも、安い!
<両替の安い順まとめ>
●海外キャッシング(一括払い)
>新宿のアクセスチケット
>楽天カードで支払うトラベレックス
>銀行などの金融機関
となりました。
でも、実はもっと安い方法がありました。
もうドイツにきちゃったのですが、
結局私は、
1)為替のレート128.6円ほどで1200ユーロを両替
2)手持ち用に成田空港のトラべレックスで楽天カード払いで300ユーロを購入
3)クレジットカードが必要になった時にはポイント還元率1%のヤフーカード(VISA)でのみ支払う。しかしできる限りクレジットカードは使わない。
という方法を取ることにしました。
詳細は次回!