[ Yamabukiの食と旅と体の探究ブログ ]

ハロー。ここは「食と旅、ときどき病気」について語る30s女の小さな部屋です。素敵な食べもの、国内外の旅記、影響力のあった読書、肝臓まわりの体験記がブログのトピックです。うまい例えを言えたときにテンションが上がります。

【実食レビュー】純国産鶏「もみじ」をストレスフリーの平飼いに。高級『箱庭たまご』はすっきりしたうま味の芯の強い味

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「たまご」は、楽だ。買うのも、食べるのも。子どものころから必ず家にあったし、たまごかけごはんや目玉焼きならだれでもできる。初めてつくった料理も、ゆで卵だった。

一人で暮らし始めて、自分で買い物をするようになってから、いろんなたまごがあることに気が付いた。放し飼い? 平飼い? ビタミンEが豊富? なんだなんだ、たまごってなんだ? 

今回食べた『箱庭たまご』は、近所のスーパーマーケットでは見たことのない「平飼い」の「在来種」のたまご


さて、どんな味でしょう。


箱庭たまごの中身をチェック

まずは、箱庭たまごの特徴を調べてみました。
すると、出るわ出るわ、すごい特徴だらけです。


その1、純国産鶏「もみじ」の卵

国内で販売されているたまごのほとんどが外国産の鶏だそう。たまごかけごはんを筆頭に、日本の食事はたまごが支えている!くらい思っていただけに、驚きました。国産鶏のたまごは、全体の6%ほどだそうです。少ないですね〜。


その2、独自の配合飼料

母鶏のエサがたまごの質に影響するので、とても重要。箱庭たまごはオリジナルの配合飼料をあげています。防腐剤なし、残留農薬なし、遺伝子組み換えなしの国産の飼料。魚粉は通常の10倍をあげて、うま味をUP。抗酸化作用のある高濃度の天然アスタキサンチンも配合するそうで、これがたまごの黄身を鮮やかなオレンジ色にしています。


その3、平飼いでストレスフリー

鶏が好きなように外で遊んで動ける平飼いを選んでいます。狭いケージに入れっぱなしではないから、鶏へのストレスは少なくてすむ。でも、どこでたまごを産むのかがわからないから、いつも探して、手で卵を集めなくちゃいけない。とても手間がかかる飼育方法なのです。


その4、障害者支援事業所「わらくや」との共同運営

箱庭たまごのハコニワファームは、障害者就業支援の一環でした。価値の高い商品づくりと障害者支援を掛け合わせるアイデアは賛成です。いいものを作るのは、手間と時間がかかる。多くの人に安く提供するビジネスと対角線にあるこれこそが、人の暮らしに大切なんじゃないかって、思っています。九州のキートスというチョコレートブランドも、障害者支援でした。
応援したいビジネスです。




箱庭たまごが届きました

我が家に、箱庭たまごが3箱届きました。


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1箱にたまごが3つ入っています。箱を開けると、3つのたまごがそれぞれ動かないようにガッチリとホールドされています。まるで、たまごがイスに座っているようです。たまごのカラの色は、赤茶色。親鳥の羽と同じ色です。


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割ってみると、黄身の色は濃いオレンジ色。赤かと思うほど鮮やかで、ブラッドオレンジみたい。黄身の色は、エサの色が影響しています。外を見ても、中を見ても、スーパーのものとは一線を画する代物です。


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こだわりのたまごはシンプルに食べたい派なので、ケーキやプリンなどにすることなく、焼いたり、ゆでたりして食べたいと思います。




実食! 目玉焼きの食べくらべ

まずは、目玉焼きにします。

せっかくなので、いつも食べているスーパーのたまごと並べて焼いてみましょう。

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左が箱庭たまご、右がスーパーのたまご


明らかに見た目が違います。左が箱庭たまごです。ひとまわり小さく見えるけれど、新鮮だから黄身が上に盛り上がっているんです。箱庭たまごのパッケージには賞味期限以外に、採卵日も記載されています。


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これは記載しなくても流通できるのですが、わざわざ書くところに誠実さを感じますよね。

半熟の目玉焼きができました。お気に入りのお皿に乗せて、パンと一緒に朝ごはん。

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半熟状態でも、色が違います


食べ比べると、箱庭たまごのうま味の強さを感じます。いつものたまごが薄く感じる…。




実食! ゆで卵とキャベツのタルティーヌ>

次は、ゆで卵にしてみます。半熟のゆで卵と千切りのキャベツマリネを、バターとマスタードを塗ったカンパーニュにのせたタルティーヌ。わたしの鉄板メニューです。


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ゆで卵とキャベツのタルティー


ゆで卵の黄身の色が、すごい。赤い。たまごが添え物じゃなく、主役として目立ちます。ゆでたまごもおいしい。でも、目玉焼きの方がより強くうま味を感じる気がします。

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ブラッドオレンジ色のたまご

実食! たまごかけごはんとたまり醤油

最後は、生で食べましょう。生たまごで食べられるのは、衛生管理の行き届いている日本ならではですし。

雑穀米のごはんに、うま味の強いたまり醤油をかけて、いただきます。

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THE・日本の朝ごはん
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たまごかけごはんとたまり醤油


う〜ん、おいしい。うま味爆弾ですね。たまごの臭みもなくて、白みもおいしいです。




なぜ、この価格なのか?

箱庭たまごは、正直、お高いです。わたしの稼ぎでは、いつも食べるのは難しい。価格については、HPにも説明があります。ちゃんと伝える姿勢が、本当に素敵ですね。

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いいものであることはよくわかったので、贈り物にもいいなと思います。




まとめ

生、ゆで、焼きとシンプルな調理法3パターンで箱庭たまごをいただきました。わたしのお気に入りは半熟の目玉焼き。少し火を入れつつ、半熟でとろりくらいが、たまごのうまさを一番感じました。また、たまごかけごはんにたまり醤油という組み合わせもよかった。ちょっと甘味のある醤油にもたまごが負けないので、強い味と一緒でもいけますね。次回はオムライスやプリンにもしてみたいなぁ…。あらゆる面でこだわり抜いた箱庭たまご、スーパーで買えないたまごをぜひ、食べてみてください〜!




商品詳細

商品名:箱庭たまご「茜」
贈答用BOX(9個)
価格:3,000円(内税)

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