【サプリレビュー】1週間でおなか好転。活性土壌菌のパウダーサプリ『するりこ』で簡単腸活
免疫学者の藤田紘一郎さんが、2011年頃に「腸内細菌が免疫をつくる」ことや『腸内革命 腸は、第二の脳である』などを出版されたことに端を発し(おそらく)、私たちが健康を維持するには、「腸」はめちゃくちゃ大事なパーツである!と、今では多くの方が共通認識として持っていると思います。
今回試したのは、土から採取した44種類の生きた善玉&日和見菌が入っているパウダーサプリメント 『するりこ』。
ちょっと変わっているのは、土壌から採取した菌であることです。
▼このような方にオススメです
- お腹が張りぎみの方
- 便秘や軟便に困っている方
- 腸内環境を整えたい方
- 微生物や菌に興味がある方
- サプリもナチュラルなものを選びたい方
『土と内臓(微生物がつくる世界)』(著:デイビット・モントゴメリー)という本があります。
この本の表紙に書いてある一文を引用すると、
植物の根と、人の内臓は、豊かな微生物生態圏の中で、同じ働きをしている。
植物と人間。
まったく違う生き物なのに、どちらの健康にも微生物の存在が欠かせず、土壌と腸内の環境が似ているというのです。
この共通点に気がついた著者が書いた本で、読んでから土壌の菌に興味がありました。
▼この本です。『土と内臓』
『するりこ』は、土の菌を採取して人間の腸に送るパウダーサプリメント。
「土と内臓そのものじゃないか!」と心が小躍りしました(笑)。
では、使用感についてお伝えしていきます!
『するりこ』の飲み心地について
私が手にしたのは15包のお試しサイズ。
1日2包飲むと、ちょうど1週間分です。
商品詳細
原材料:米ぬか、乳酸菌、酵母菌、植物油/微粒二酸化ケイ素
内容量:21g(1包1.4g×15包み)
飲み方:朝に1包、夜に半分〜1包を推奨
商品の特徴
・土壌から採取した4種類の日和見菌と40種の枯草菌、乳酸菌、ビフィズス菌を1包にした
・競走馬の腸内環境の管理で菌の効果を実証済み
・米ぬかは残留農薬のない滋賀県の米
・菌を活かすために加熱の必要な錠剤ではなくパウダー状
代表的な菌の働きメモ
乳酸菌・ビフィズス菌:悪玉菌の繁殖を抑え、腸内環境を整えます
枯草菌:糖質やたんぱく質を分解し消化を助け、乳酸菌を増やす作用があります
酵母菌:善玉菌を活性化し、脂肪を分解します
麹菌:アミノ酸やビタミンなどの生成を助けます
まずは、そのままで飲んでみました。
香りは、THE・ぬか漬けです。米ぬかだけならここまで匂わないはず。
ぬか漬けを想起させられるということは、この小さな袋の中で絶賛発酵中ということでしょうね。
口あたりは、最初はフワッとして、その後ボソボソします。
微生物は見えないので、袋の中に見えているものは米ぬかオンリーです。
米ぬかをそのまま飲んでいる、とイメージください。
味は無味ですが、香りの存在感が強いですね。
苦くはないので、落ち着いて飲めば、水で飲めます。
飲みやすくするための簡単アレンジ
この香りを和らげる方法はないかと、いくつか試してみました。
加熱してしまうと菌が死ぬため、非加熱はマストです。
するりこ+ピーナツバター(いちおし!)
愛用している粉末のピーナッツバターに加えて、水でときました。
気にならないというか、むしろ、美味しいです。
通常のピーナッツバターに混ぜて、パンに塗ったりしてもいいと思います。
▼愛用の粉末ピーナッツバター。
脂肪分90%カットされているので、自分でエゴマ油やMCTオイルでとくことが多いです。
するりこ+グラノーラヨーグルト
ヨーグルトにそのまま入れただけでは、まだ存在感がありました。
なので、自家製グラノーラとメープルシロップを追加。
これにより、香ばしさがアップして、そこまで気にならなくなりました。
菌のエサとなるバナナやオリゴ糖を足してもいいですね!
▼オススメのオリゴ糖
www.sakura-honey.co.jp
白砂糖は、サトウキビを煮詰めたり分離させたりして、甘さだけを取り出したものです。
色のついた砂糖や甘味料ならばミネラルが含まれたままですので、健康を考える場合は色付きをお勧めします。
このてんさいオリゴ糖は、サトウダイコンを絞り、てんさい糖を作って残った蜜糖です。
含まれるオリゴ糖は後から添加したのではなく、素材が最初から持っていたもの。
せっかく『するりこ』を菌を取り入れるのだから、エサとなるオリゴ糖を合わせたいですよね。
アレンジしているうちに、そのまま飲む方が好きになってしまい、これ以降は水で飲んでしまいました。
他にも考えていたアレンジがあるので記載します。
するりこ+納豆
鰹節やゴマや塩昆布などを一緒に入れて、混ぜたら良さそう。
するりこ+あんこ
ピーナッツバターの経験を踏まえると、ねっとりしている味の濃いものとの相性が良いのだと思います。
ねりあんに混ぜて、ホイップクリームとか乗せたら、美味しそう。
あんこは、缶詰や粉末のさらしあんなどもスーパーで売っているので、手軽に手に入ります。
するりこ+カスタードクリーム
こちらも、ねっとり甘い系。
カスタードクリームに混ぜて、パンに挟んだら美味しそう。
キャラメルソースとかかけちゃったりして。
1週間後に変化を少し実感できた
飲み始めたタイミングが、ちょうどおなかが張っていた時でした。
いつも食物繊維の摂取が少なくなりがちで、サプリを飲んでいる時も食生活は変えてなかったのですが、するりこを飲んで1週間後に、いつの間にか張りはなくなっていました。
バリバリ快調! とまではいきませんが、「あれ? ちょっと変わった?」くらいの変化を1週間で感じられたのはよかったです。
おならプーの匂いも変わりましたね、へへ。
香りは飲んでいるうちにだんだん慣れてくる
私は発酵が好きで、ぬか漬けを作ったこともあるし、玄米も食べているので、この香りに馴染みのある方だと思います。
初めてこの香りをかぐ人は、ちょっと驚くかもしれません。
私も最初の一口は、「お〜…」と思いましたから(笑)。
でも、飲んでいくと、だんだんと慣れていきます。
それに、微生物は見えないけれど、この香りによって「元気に活動している!」とわかるので、菌の判断バロメータでもありますしね。
まとめ
『するりこ』は医療薬ではないので、飲んですぐ効くものではありません。
効き方は人それぞれだと思いますが、
じわじわと体調が変わっていく漢方的なポジションです。
腸内環境を整えてくれる菌のひとくちコロニー『するりこ』。
おなかの調子に困っている人は、お試しあれ。
おまけ:腸内環境を整える重要性
腸内環境を整える大切さを、俳優の窪塚さんも語っておりました。
全ては腸なんですよ。成人病や花粉症、精神疾患なんかも、ある程度は腸内細菌の仕業らしいんですね。腸がすっきりしてると頭がクリアになるし、ポジティブやネガティブという性格も腸内細菌が関係している。
この記事には、腸活に必要な3つのステップが書かれています。
1.腸内細菌の住環境を整える
腸のぜん動運動がきちんとあること。便秘は大敵。2.腸内細菌のエサを与える(プレバイオティクス)
・オリゴ糖:ガラクトオリゴ糖、フラクトオリゴ糖など、種類によって増える細菌の種類が異なる。
・食物繊維:不溶性食物繊維と水溶性食物繊維。エサになるのは主に水溶性食物繊維。3.細菌を供給する(プロバイオティクス)
・発酵食品:ヨーグルト、漬物、納豆など
「するりこ」は菌なので、3つめのプロバイオティクスです。
2のプレバイオティクスと一緒に食べるのがGOOD!! というね!