【社食事業に提案!】ランチの残りをドギーバッグ販売
ドギーバッグ、
というのは、飲食店で食べきれなかったものを持ち帰る「お持ち帰り」のことです。
ヨーロッパで旅行をすれば「包んでくれますか?」と言うと、拒否されることはありません。必ずお持ち帰り用の入れ物に入れてくれます。
食べ物を残さない取り組み、食べ物に感謝する文化、わたしは超好きです!
食べ物に感謝といえば、「もったいない精神」の国、ニッポン!
なのに、なんと、
日本の食べ残しの量、
つまり食品ロスの量、知ってますか???
日本では、年間2,842万トン(※)の食品廃棄物等が出されています。このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は646万トン(※)。
これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量(平成26年で年間約320万トン)の約2倍に相当します。
量が多すぎて、いまいちピンとこないですよね。
国民一人当たりに換算すると”お茶腕約1杯分(約139g)の食べもの”が毎日捨てられている
ですって。
毎日、お茶碗にご飯を入れて、食べずにそのまま、ゴミ箱に入れている。毎日、毎日。それと同じことを日本人全員がしていると言うことです。うぎゃー。やべー。
これだけ捨てられている量が、そのまま飢餓で苦しむ人に渡れば、飢えがなくなる量なんです。
みじかなところから、食べ物を捨てない努力をしていくっきゃない!
と言うことで、社食事業を運営している会社の皆さんにご提案。
社食って、ランチって、数種類ありますよね。
なくならないように、多めに作るはずです。
でもそんなに毎回うまく残らないようにできるはずがない。
だって、なくなったら、困るわけですから。
ほら、こんなに美味しそうな社食がたくさん・・・。羨ましい・・・。
でも、これだけキチンと準備していればこそ、毎日必ず廃棄を出しているに違いない。だから、
ランチの残り物をバランスよくドギーバックに詰めて、ランチが終わったら、100円で販売しませんか?
題して、「とくとく弁当」!
いやなんでもいいんですけどね。
残り物がやだな、とさえならないポジティブなネーミングがいいですね。
わたしの隣に住んでいるサラリーマンは、21時頃に帰ってきて、コンビニ飯を買っていました。
コンビニで買えば、500円くらいでしかも栄養が偏るし添加物もたくさん・・・。
でも、社食めしを晩ごはんにも食べることができれば、
節約にもなって、栄養もあって、いいことしかない!
社食事業社さん側は、廃棄ロスが減るわけです。
売上にはならないけど、廃棄ロスってコストですよね。
コスト削減の施策として取り組めばいいわけです。
お腹ぺこぺこの若手サラリーマンには、一定のニーズはあるように思うのですが。
いかがでしょう?